ベタ基礎とは、基礎工事を行う前に、まず地盤調査を行い、地盤が弱い場合は、地盤改良工事をします。基礎の立上りだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎の事をベタ基礎といいます。ベタ基礎の施工方法は、底盤は、直径 10mm 以上 (D10) の鉄筋を 300mm 以下 (@300) のピッチ ( 間隔 ) で縦方向も横方向にも配筋します。基礎の立上り部分の巾は 120mm 以上とし、底盤の厚さは 150mm 以上、立上りの高さは 400mm 以上、根入れ深さは 120mm 以上としています。ベタ基礎は、家の荷重を底板全体で受け止め、面で支え、また、地面をコンクリートで覆うので地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリも侵入しにくくなります。
基礎の立ち上がり部分に基礎パッキンを敷き、その上に土台を引き、空気の通気口を確保します。こうすることにより、外壁を張った際に通気層が作れます。弊社が建てている家は、基本的に木造軸組み ( 在来 ) 工法を用いております。建設工事が進み、柱を立てた後に棟木 ( 屋根小屋組の最も高いところに架けられる水平材 ) を収めること。その時に行う儀式 ( 棟上げ式 ) を棟上げといいます。棟上げが終了すれば、いよいよ屋根工事が始まります。
内装工事の代表的な例としては、壁面・天井の石膏ボード張りやクロス貼りなどの仕上げ工事、フローリング貼りなどの床面仕上げ工事、造作家具や建具などの工事などがあります。石膏ボードは、石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料で厚さ 12.5mmを使用しています。非常に丈夫であり、断熱・遮音性が高く、壁や天井を造る際に使われています。設備工事は、電気配線工事を含め、ユニットバス、システムキッチン、洗面台などの設置を行います。
外壁工事の流れの続きです。透湿防水シートの施工の後ですが、胴縁を施工していきます。通気胴縁で通気層を確保することができるので、外壁内部を空気が流れることが出来て壁内結露を抑制する働きがあります。これを外壁通気工法といいますが、最近の住宅の多くで採用されている工法です。外壁の仕上げ材をサイディングとしている事が多いですが、この場合は通気工法になっています。
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